ビビディバビディ・ブー



緊張が全て抜けて、おもいっきり笑顔の新婦とは対照的に、
会食での挨拶を考えると、ますます緊張で顔がこわばる新郎。

新郎はお色直しナシなので、私がシンデレラに変身している間、
きっと挨拶を反芻していたのでしょう。

再び花嫁準備室へ戻ります。
ウエディングドレスを脱ぎ、またあのワンピース姿に戻ります。
ここで、またトイレを薦められます。
別に行きたくなかったけど、念のためトイレへ。

そしてまた付け爪を後悔(笑)

今度は二人がかりで髪とメイク、同時進行です。

チークを入れてくれたんだけど、
どう見てもおてもやん。
「これはちょっと・・・」と言うと、ファンデーションで押さえてくれました。

一生写真に残る大事な結婚式だから、
気に入らない部分はしっかり伝えたほうがいいです。

そして塗りたくられる新婦の横の席に、次のお式の方が入ってこられました。

同じように本日のスケジュールを読み上げられています。
「MIKIMOTOのティアラが1点・・・」

うおーーあのバカ高いティアラですかーー!
すごいなーこの人〜と感心しながらシンデレラになってゆきます。


メイクを終えたら、いよいよクリスタルプリンセスを着ますよ!


このドレス、胸元のドレープとキラキラチェーンがお気に入り。

初めてこのドレスをHPで見た時は、
大きなリボンが子供っぽいかな、と思ったけれど、
着てみたら意外にそうでもない。

シンデレラに変身したら、緊張の塊の新郎にご対面です。うぷぷ。


親族一同は既に会食会場で待ってくれています。

出来上がった家族が撮ってくれた写真を見ると、
いろいろ室内の装飾等を見て楽しんでくれていたようです。





私達は、介添えさんとキャプテンに連れられ、
しずしずと会食会場へ向かいます。






   お食事会



カボチャの馬車キャンドルに点火して回る、
キャンドルサービスをする事も出来るのですが、
私達は、少人数の円卓で、ちょっとこっぱずかしいので、
火は最初から点けておいてもらいました。



入場し、みんなの拍手の中、ゆっくりと席へ向かい、
立ったまま、まずは新郎からのご挨拶。

そのままケーキカットです。





新郎の手が震えておりました。
震える新郎の手の上から、「落ち着いて」とポンポンと手を添える新婦。

打ち合わせの時に、装花担当の方に、ナイフにお花をつけるか聞かれたんですが、
そんなん誰も見てねぇだろーってことで、無料のリボンにしてもらいました。
リボンだけで十分だと思いました。


このケーキトップは後ほどいただけます。きゃほー




新婦父の乾杯を機に、お食事会のスタートです。

4人のプリンセスをモチーフにしたノンアルコールカクテル、
私の前に4種類共、置かれました。

オーロラ姫のライラックビューティがおいしかったなぁ。

列席者全員にオリジナルコースターがついてました。

親族だけだし、ゲストブックやプロフィールシートなんかいらんわ〜と思ってたら、
ドリンクメニューの事まで、すっきりさっぱり忘れていました。

みんな、何があるかわかんないから、
ビールかワインしか頼んでなかったし。
作ればよかった〜〜!!

スープはこぼしそうで怖くて手がつけられなかったです。
メインディッシュのビーフテンダーロインが、めっちゃおいしかったー
そりゃーもーやわらかくってビックリ!

みんなおいしいおいしいと食べてくれました。

密かにミッキーもいて、お料理は、目にも美味しい。





M香ちゃん曰く、「ろくろ首ミッキー」


女性の引き出物に追加したガラスの靴キャンドルは、飾ってもらいました。

ろくろ首ミッキーの奥のほうに写っているのがおわかりかしら?
あ、ちなみにフォークの横に写ってる青い物体は、弟嫁の目薬ですから。



これねぇ、結構でかかったの。想像と違ったけど、とってもステキなので良し。
旦那クン、「火つけよっか」なんて言うのよーぷんすか。
これは飾りなのっ。


お料理も終盤にさしかかり、時間が余ってるのか、
キャストさんが、ミッキーナフキン折り方講座を開いてくれました。



全員で必死にナフキン折ってる披露宴ってどんなんや。
でも楽しかったよ。



そして、両親への記念品贈呈のお時間です。

記念品贈呈にはクロスとストレートがありまして、
私達はストレートにしました。
クロス・・・相手の両親に贈呈
ストレート・・・自分の両親に贈呈

お互いの母への記念品は、誕生から今日までの日にちを数字で刻んだ置時計。
父へは胸にブートニア。

そして、新郎父の謝辞にうつるのですが・・・

新郎父、飲みすぎたのと緊張で、全て飛んでしまい、
しばし沈黙が流れました(笑)

もう適当に言ってくれたらいいよ、と思うけど、
一生懸命思い出そうとしてくれたので、長い長ーい沈黙になりました。

みんなあたたかく見守ってくれてありがとう。

これもまたいい思い出。


新郎父の挨拶が終わると、新郎の謝辞です。

もっと声が震えて裏返って、しどろもどろになるんじゃないかと心配してましたが、
しっかり挨拶してくれて、ホッと一安心。


新郎新婦はお先に退場して、外でみなさんをお見送りです。

ひとりひとりに「ありがとう」を伝えながら、
ドラジェを手渡します。



中身はチョコレートです。


全員に渡し終えたら、介添えさんが、
「階段でシンデレラのお写真撮りましょうか!」と。

やったーー嬉しい〜〜♪






   グランドステアケース



シンデレラで、いざグランドステアケースへ!

あれれ?さっき、ウエディングドレスで撮影した時より、
一般のお客さんの数が増えてない?

そっか、もう時間が17時半。

ディナーを食べに来た人や、一足早くチェックインした人や、
アフター6の入場待ちの人なんかがいっぱいいるんだーー

仮装したお客さんもいーっぱい。

小さな女の子がシンデレラの仮装してる〜〜♪一緒だぁ〜
・・・なんて微笑ましく見ていたら、その傍らに、
もうずいぶん立派に大人になった女性の方が、
全身本気仮装でシンデレラになっておいででした。

お互いビックリ。



たくさんの人に注目され、なんか勘違いしそう。


みんなといっぱい写真が撮れ、とっても幸せな気分で、グランドステアを後にします。

再び花嫁準備室へ。

全てを脱ぎ、着て来た私服に着替えます。

12時で魔法が解けたかのよう。

でも、シンデレラと同じく、余韻で幸せな気分です。


髪もキレイに整えてもらい、美容室を後にすると、
介添えさんとキャプテンが待ってくれていました。

ブーケやティアラ等、花嫁グッズ、
結婚誓約書やウェルカムベア等の装飾品、
オリジナルウォッチやケーキトップ等のプレゼント、
送られてきた電報等を確認。

これらは全て宿泊するお部屋に運んでおいてくれます。

そして、スウィートに宿泊する人特典の、
アンバサダーラウンジでのコンチネンタルブレックファストのチケットを頂きます。

「シェフ・ミッキーをご利用なので、2回朝食を食べて頂いても結構なんですけど、
ちょっと無理だと思うんで、コーヒーだけでもどうぞ。」と。

そして、パークチケットを2枚。
これは明日使うんだ〜♪


本当に、ありがとうございました!と心からのお礼を言って、
一路、スウィートルームへ向かいます!






   ガーデンスウィート


私達が泊まったお部屋は6011号室。

部屋につくと、まずは隅々まで観察(笑)

テレビが2台あるー!
トイレが2個あるー!
洗面台が2個あるー!
アメニティがいっぱいあるー!
ひゃっほーーー



ひとしきり騒いだ後、花嫁がまずしたことは・・・



付け爪を取る。


あーーーもう、この付け爪のせいで苦労したわー


ゴミ箱へポイ。
(未練なし)



そして各家族へ電話連絡し、
ロビーで待ち合わせ。

みんなでハロウィン一色のディズニーランドへ向かいます。

ついたのは19時過ぎ。
もうエレクトリカルパレード待ちの人達で、エライことになってます。

パレードルートからは遠く遠く離れた場所ですが、
みんなと見ることが出来て満足。

こんな機会がなければ、絶対来ないような人が数名いたので、
是非、見て欲しかったのよね・・・



もうアトラクションは諦めてたんですが、
スペースマウンテンがスタンバイで乗れそうな感じ。
意外にサクサク進んで、
旦那クン・M香ちゃん・弟嫁の4人で叫びまくり。


ああ、幸せな一日だった・・・

挙式は、何がなんだかわからないうちに
どんどん進んでいっちゃった感じなので、
もう一回やってみたいなぁ・・・なんて。


10年後に2人きりでミラコスタウエディング!と提案したら却下されましたが。




結婚の話がチラホラ出始めたときから、
アンバサダーで結婚式を挙げたい、と言い続け、
旦那クンは最初、冗談だと思って相手にしておりませんでした。

でもある日、突然「変わっていいんじゃない?」と言ったのです。
「今のコトバ、私の頭の中に録音したよ!」と言ったら笑っておりました。



遠方なので、親戚を呼ぶことが出来ないのに、
理解してくれた2人の両親に感謝。

乳飲み子を抱えて来てくれた弟夫婦にも感謝。

貴重な休みをさいて参列してくれた東京在住の従兄弟夫婦にも感謝。

周りは家族ばかりなのに、動じずに来てくれたM香ちゃんにも感謝。





そして私を選んでくれた彼に感謝。




これからもミッキーとミニーのようにいつも仲良しでいようね。








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